細胞製剤の製造を担当しています。患者さんの身体に直接投与する薬をつくるため、製造環境の維持にも注力しています。また、新規製造施設立ち上げにも関わり、品質向上、製造コストの削減に取り組んでいます。
様々な種類の細胞を扱い、新しい製造にチャレンジ出来ることが面白いです。機械を使って、実験よりもスケールが大きい培養を出来ることも、製造部門の魅力だと思います。手作業で実施していた工程を自動化することで、高い品質の薬をより多く製造することができるようになり、やりがいを感じます。
大学〜大学院時代に病院実習やアルバイトで患者さんと接する機会があり、その中で「1人1人の患者さんにより適した薬を届けたい」という思いが芽生えました。研究用試薬分野で培った幅広いバイオ技術を持つタカラバイオでなら、自身の知識を活かし、これからの医療を担う新しい薬をつくれると思い選びました。
個々が発言しやすい雰囲気で、意見交換が盛んです。若手でも大きな仕事に取り組むことができ、自身の目標に向かって挑戦しやすい環境だと思います。定期的な勉強会も開かれており、お互いを高め合うことが出来ます。
製造方法を工夫することで、高価だと言われている遺伝子治療を、すべての患者さんの手に届く治療にすることです。そのために、これからも新しい技術をどんどん取り入れて、製造に活かしていきたいと思います。
※撮影時のみマスクや手袋等を外して撮影を実施しております。