Perfect Real Timeサポートシステムは、インターカレーター法(TB Green検出)によるリアルタイムRT-PCR用に最適化されたプライマーを検索・オンライン注文するためのシステムです。
ヒト、マウス、ラット、ウシ、イヌ、ニワトリ、イネ、シロイヌナズナのRefSeq登録遺伝子またはEnsembl Plants登録遺伝子に対して網羅的にリアルタイムRT-PCR用のプライマーを設計しています。
プライマー設計対象遺伝子は以下のとおりです。
●ヒト、マウス、ラット | :RefSeqアクセッション番号 “NM_”(mRNA) および “NR_”(non-coding RNA) |
●ウシ、イヌ、ニワトリ | :RefSeqアクセッション番号 “NM_”(mRNA) および “XM_”(mRNA) |
●シロイヌナズナ | :TAIRに準じたEnsembl Plantsアクセッション番号 “AT” |
●イネ | :RAP-DBに準じたEnsembl Plantsアクセッション番号 “OS” |
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これらの条件をできるだけ満たすようにプライマーを設計していますが、すべての条件を同時に満たすことが難しい場合もあります。弊社では、独自のノウハウにより各条件の優先順位を検討して開発したアルゴリズムを用い、プライマーを選択しています。
また、正確なエキソンジャンクション、SNPの情報がない場合には設計条件の対象とはなりません。
【ご参考】
逆転写反応には完全プレミックスタイプのPrimeScript RT Master Mix (Perfect Real Time)(製品コード RR036A/B)やゲノムDNA除去反応をプラスしたPrimeScript RT reagent Kit with gDNA Eraser (Perfect Real Time)(製品コード RR047A/B)もご利用ください。また、本プライマーは、TB Green Premixシリーズのその他の試薬(製品コード RR091、RR071)でも、それぞれの標準PCR条件で使用できます。また、One Step TB Green PLUS PrimeScript RT-PCR Kit (Perfect Real Time)(製品コード RR096A/B)などの1ステップリアルタイムRT-PCR試薬でもご使用いただけますが、プライマーによっては十分なパフォーマンスが得られない場合があります。その場合は上記キットを用いた2ステップRT-PCRをお試しください。
* RefSeqとは、NCBIで行われているリファレンス配列データと関連情報を提供するプロジェクトで、RefSeqデータベースは、重複がなく正確性や完全性が評価された遺伝子リファレンス配列のデータベースです。(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/refseq/)