Ver.5.1 → Ver.5.1.1(Ver.5.1.1B含む)新機能のご紹介

Thermal Cycler Dice® Real Time System ソフトウェア Ver.5.1.1(Ver.5.1.1B含む)  新機能のご紹介

◆ Dissociation Curveでの1st Derivativeの閾値(Threshold)設定機能

Dissociation Curveの1st Derivativeにおいて、Thresholdを設定し、ノイズレベルのピークをTm値として誤認しないように設定する機能です。縦のThresholdでTemperatureを設定し、横のThresholdでFluorescenceを設定し、設定値以下の値を除外します。

◆ Dissociation Curveでの1st DerivativeのTm Fluorescence値算出機能

Dissociation Curveの1st Derivativeにおいて、算出されたTmのFluorescence値を算出します。

※ 各機能の詳しい操作方法は、取扱説明書をご参照ください。

Ver.5.1  新機能のご紹介

◆ Ct値およびTm値によるCut off機能

Ct値やTm値のCut off値を設定すると、その範囲に含まれないデータを解析から除外することができます。例えば、インターカレーター法によるプラス・マイナス判定においては、Tm値のCut off設定により、非特異的増幅を陰性として判定することが可能になります。


※ 各機能の詳しい操作方法は、取扱説明書をご参照ください。

Ver.5  新機能のご紹介

◆ 48ウェルフォーマットの解析にも対応

96ウェルフォーマット、48ウェルフォーマットの対応装置、どちらのRun fileでも解析が可能です。
※リアルタイムシステムとして、装置の制御、データ取得(PCR反応等)を行うには、各モデル用のソフトウェアを使用ください。

◆ 正規化処理(Normalization)のON/OFF設定を追加

増幅曲線におけるウェル間の最終蛍光値を補正するための正規化処理について、ON/OFF選択可能になりました。
詳細は取扱説明書、または簡易マニュアルをご覧ください。

◆ 複数Run Fileを同時に開いたときの動作の安定化

Ver.4  新機能のご紹介

◆ TargetとSampleのリスト管理によるPlate Setup

TargetとSampleの詳細情報はリストで管理し、各ウェルの情報はTarget IDとSample IDの組み合わせで定義します。Plate Setupをより直感的に行うことができ、サンプル配置も把握しやすくなります。


◆ RDML用ファイルの出力機能

RDML(Real-time PCR Data Markup Language)は、MIQEガイドラインで定められた情報を記載するために考案されたフォーマットです。簡単な操作で、RDMLファイル作成用のテキストファイルを出力できます。


◆ グラフ表示色の切り替え

グラフ表示色をTarget、SampleあるいはSample Typeに対応した色にワンクリックで切り替え可能です。


※ 各機能の詳しい操作方法は、取扱説明書をご参照ください。