タカラバイオ株式会社は、5月13日開催の取締役会において、6月24日付で代表取締役社長の仲尾功一が取締役会長に、専務取締役の宮村毅が代表取締役社長に就任する異動を内定いたしました。
当社は、2023年度に策定した3か年の経営計画「タカラバイオグループ 中期経営計画2025」において、「コロナ・クリフを乗り越えて飛躍的な成長を遂げるために、事業構造の変革を進め、試薬・機器事業の持続的な成長と、CDMO事業の飛躍的な成長によりバイオ創薬基盤技術の開発を進め、ライフサイエンス産業のインフラを担うグローバル・プラットフォーマ―を目指す事業戦略を展開する。」ことを基本方針に掲げています。
本方針のもと、Curio Bioscience, Inc.やViSpot株式会社の買収、遺伝子・細胞プロセッシングセンター3号棟の着工、Spo-TTM・CereAAVTM・SonuAAVTMなどの遺伝子治療基盤技術の確立、mRNAワクチン製造用GMP酵素などの新規AM製品の開発、TBI-1301の自社開発など各事業において持続的成長の源となる投資・開発を進めてまいりました。
このように、さらなる成長の基盤を築くことができ、2026年度からスタートする次期中期経営計画を策定する本年度を機に、経営体制の一層の強化を図るため、代表取締役社長の異動を行うこととなりました。
宮村毅は、1988年に寳酒造株式会社(現 宝ホールディングス株式会社)に入社、2002年4月の寳酒造株式会社バイオ事業部門の分社化後は、当社にてバイオ試薬製品・サービスの企画・マーケティング、製品開発および製造、営業・販売と広範囲の業務に従事し、試薬機器事業およびCDM事業を拡大するとともに、海外子会社経営や、外部機関との提携などの実績を有し、近年は試薬機器事業管掌として海外子会社含む経営全般に携わっております。
当社では、新体制のもと、グループ経営体制をさらに強化し、環境変化に強いバランスの取れた事業構造を確立し、さらなる企業価値の向上を図ってまいります。
宮村 毅(みやむら つよし) 略歴
生年月日:1963年10月20日 61歳 滋賀県生まれ
1988年 3月 |
京都大学大学院農学研究科修士課程食品工学専攻 修了 |
1988年 4月 |
寳酒造株式会社(現 宝ホールディングス株式会社)入社 |
2009年 1月 |
当社営業部長 |
2009年 6月 |
当社執行役員 |
2014年 6月 |
当社常務執行役員 |
2018年 6月 |
当社取締役 |
2019年12月 |
宝日医生物技術(北京)有限公司 董事長(現) |
2021年 3月 |
Takara Korea Biomedical Inc.共同代表取締役会長(現) |
2022年 4月 |
当社専務執行役員(現) |
宝生物工程(大連)有限公司 董事長(現) |
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2023年 6月 |
当社専務取締役(現) |
2024年 4月 |
Takara Bio USA Holdings Inc. Director, President(現) |
Takara Bio USA Inc. Director, Chairman(現) |
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2025年 6月 |
当社代表取締役社長(就任予定) |
当社社長執行役員CEO(就任予定) |
この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970
当資料取り扱い上の注意点
資料中の当社による現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは現時点において入手可能な情報から得られた当社経営陣の判断に基づくものですが、重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基づきなされたものであります。実際の業績は、さまざまな要素によりこれら予測とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・製品戦略による圧力、当社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、当社の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決などがありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。