タカラバイオ株式会社は、次世代型キメラ抗原受容体(CAR)遺伝子治療(CD19・JAK/STAT・CAR-T、開発コード:TBI-2001)の製造技術をプリンセス・マーガレット・がんセンター(カナダ オンタリオ州 トロント市、以下、PM Cancer Centre)に移管し、カナダ当局の審査を経て、TBI-2001の医師主導治験を実施しています(ClinicalTrials.gov ID: NCT05963217)。

 

 今回、PM Cancer Centreは、カナダで開催される学会において、CD19・JAK/STAT・CAR-T製造技術の移管時に実施した品質の同等性試験(Comparability study)と、患者への製品投与時に使用する資材等との適合性試験(Compatibility study)の試験内容について発表します。

学会名

Summit for Cancer Immunotherapy 2023

場所

Fairmont Château Laurier (カナダ オンタリオ州 オタワ)

演題番号

演題名

Comparability and Compatibility Studies of TBI-2001: a Novel CAR T Cell Product with a JAK/STAT Signalling Domain.

発表資料

 当社は、遺伝子治療の研究開発を行う製薬企業や大学等の研究機関向けに、当社が保有するJAK/STAT技術やsiTCR®技術を利用した受託製造サービスを提供しています。

 引き続き、革新的な遺伝子・細胞加工の技術開発に注力し、開発した技術を幅広く提供することで人々の健康に貢献します。

この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970

当資料取り扱い上の注意点
資料中の当社による現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは現時点において入手可能な情報から得られた当社経営陣の判断に基づくものですが、重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基づきなされたものであります。実際の業績は、さまざまな要素によりこれら予測とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・製品戦略による圧力、当社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、当社の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決などがありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。