バイオ産業支援事業

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新たな遺伝子工学技術・細胞工学技術を利用した研究用試薬、理化学機器、受託サービスを次々と生み出し、基礎研究から創薬開発などの産業分野まで、世界中のバイオテクノロジー研究・産業を支援しています。

研究用試薬・理化学機器

研究用試薬
研究用試薬

細胞培養用培地・バッグ
細胞培養用培地・バッグ

理化学機器
理化学機器

 1979年に国産初の制限酵素を発売して以来、大学や民間企業におけるライフサイエンス研究に必要な研究用試薬や理化学機器を提供しています。
 特に、Polymerase Chain Reaction(PCR)関連製品は、当社の主力製品です。PCR法は、生体試料に含まれる微量の遺伝子を増幅させるために利用される、バイオテクノロジー研究の必須技術の一つです。当社は、高性能なPCR酵素やリアルタイムPCR装置など市場のニーズにマッチした製品を開発・提供し続けており、PCR試薬のシェアではアジアでトップクラスの地位を保持しています。
 2005年9月には、米国のクロンテック・ラボラトリーズ社(現Takara Bio USA社)を買収しました。遺伝子工学研究用試薬やPCR関連技術などの遺伝子工学分野に強みを持つ当社と、蛍光タンパク質を用いた遺伝子機能解析システムやタンパク質相互作用解析システムなどの細胞生物学分野に強みを持つ同社との統合により、当社グループは幅広い研究用試薬の製品ラインナップを揃えました。2014年8月には、iPS細胞などの幹細胞を肝細胞や膵臓細胞などに分化させる分化誘導技術やES細胞・iPS細胞・分化細胞など幹細胞に関連する製品を有するスウェーデンのCellectis AB社(旧Cellartis社、現Takara Bio Europe AB社)を買収し、幹細胞分野の製品ラインナップを拡大させました。
 一方、製造については、1993年に設立した宝生物工程(大連)有限公司で研究用試薬の大半を製造しています。ここでは、分子生物学および細胞生物学分野における研究用試薬の製造に関してISO9001認証を取得しており、高いコスト競争力と高い品質を有しています。
 開発については、日米欧中で一体となった研究開発体制を構築しています。各拠点の特性を生かした開発テーマ分担により、新製品・新サービスの開発力の向上、スピードアップに努め、よりよい製品を迅速に市場に投入する体制となっています。
 販売については、米国、欧州、中国、韓国およびインドの子会社を通して、全世界に販売網を広げ、「TaKaRa®」「Clontech®」「Cellartis®」の製品ブランド力を高め、販売拡大に努めています。
 今後も、遺伝子工学・細胞工学分野に加え、市場の拡大が見込まれる再生医療・細胞医療分野の製品開発に注力していきます。遺伝子工学分野においては、PCR技術の産業用途(Applied Field)への拡大や成長市場である次世代シーケンス関連の新製品開発などを行い、売上拡大を目指しています。再生医療・細胞医療分野においては、研究が活発化しているiPS細胞(人工多能性幹細胞)やゲノム編集関連などの新製品・新サービスの開発を進めています。

研究・製造受託サービス
(CDMO: Contract Development & Manufacturing Organization)

遺伝子・細胞プロセッシングセンター
遺伝子・細胞
プロセッシングセンター

 2000年にアジア最大規模のゲノム解析センターを立ち上げて以来、大型のゲノム解析を受託してきました。
 現在では、ゲノムの配列解析、DNAチップを用いた遺伝子発現解析、small RNA解析やタンパク質発現解析などの基礎研究支援サービスに加え、次世代シーケンス、シングルセルやゲノム編集などの先端技術・機器を用いた先端的研究支援サービスを提供しています。また、2014年10月に稼動した遺伝子・細胞プロセッシングセンターでの再生医療等製品の製造や細胞加工などの再生医療等支援サービスと次世代シーケンサーによる遺伝子解析などの遺伝子検査支援サービスをワンストップで提供することができ、付加価値の高い受託サービスを展開しています。

ベクター製造
ベクター製造

1. 再生医療等製品受託サービス

 2014年11月に医薬品医療機器等法および再生医療等安全性確保法が施行され、再生医療・細胞医療分野の研究開発や産業応用が加速し、市場が拡大することが見込まれます。
 当社は、遺伝子・細胞プロセッシングセンターを中核拠点として、Good Gene, Cellular and Tissue-based Products Manufacturing Practice(GCTP)/Good Manufacturing Practice(GMP)に準拠した遺伝子導入用ウイルスベクターやプラスミドベクター、細胞の受託製造・開発、品質試験・安全性試験、セルバンクの作製・保管などの受託サービスを展開し、再生医療・細胞医療分野の研究開発や産業応用を包括的に支援しています。
 2015年5月には特定細胞加工物製造許可を取得し、医療機関からの細胞加工受託が可能となりました。また、2015年6月には、再生医療等製品やバイオ医薬品の製造開発、関連製品・受託サービスの開発拠点(CDMセンター)にてISO9001認証を取得し、品質マネジメント体制を確立しました。遺伝子治療や細胞医療の臨床開発で培った技術やノウハウを活用し、最適なサービスを提供しています。

次世代シーケンサー
次世代シーケンサー

2. 遺伝子研究受託サービス

 これまでに培ってきた遺伝子解析の技術やノウハウを生かした、遺伝子研究の受託サービスを提供しています。近年、急速に普及が進んでいる次世代シーケンサーを使用した遺伝子解析では、ヒトゲノム解析やエピジェネティクス解析などの最新の解析法にも幅広く対応することができます。
 また、バイオインフォマティクスにも力を入れており、得られた膨大なデータから有用な情報を引き出す次世代データマイニングなどの高付加価値サービスを提供しています。


詳細は、バイオ産業支援事業 ウェブカタログページをご覧ください。

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