お知らせ

●第92回日本生化学会大会 ランチョンセミナーを行います。

演題 何が制御性T細胞の分化をドライブするのか?
−微量RNA-seq, single cell RNA-seqによるmaster regulatorの探索−
演者 大倉 永也 先生
所属 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 実験免疫学
開催日 2019年9月19日(木)12:20〜13:10
会場 第7会場(会議センター303)
制御性T細胞(Treg)は、抑制性免疫制御に必須の細胞群であり、異常、過剰な免疫反応を抑制することにより免疫恒常性を維持している。この特性からTregのコントロールは、自己免疫疾患や移植臓器拒絶の抑制、がん免疫の強化等に有効と考えられており、現在、世界中の多くの機関で臨床応用に向けた取り組みが進められている。
これまでTreg細胞の分化は、転写調節因子Foxp3により誘導されると考えられてきた。しかし、Treg細胞の分化は、Foxp3タンパク質が検出される前から既にスタートしており、Foxp3を欠損した細胞においても、Treg型のエピジェネティク変化が発生に伴い進行していく。これらのことは、Foxp3はTreg細胞の分化誘導因子ではないことを示している。では、一体何がTreg細胞の分化をコントロールしているのであろうか?本セミナーでは、微量RNA-seq, single cell RNA-seq、bioinformatics等の技術を用いて、Treg分化の引き金を引く因子、すなわち ”master regulator” の同定を目指した一連の結果について紹介したい。

「シングルセルRNA-Seq研究をサポートする関連製品のご紹介」
タカラバイオ株式会社 大場 利治

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