お知らせ

●第89回日本生化学会大会ランチョンセミナーを行いました。

開催日:9月26日(水)12:30〜13:20

第一部
演題 ゲノム編集 〜in vivoへの応用と効率Upにつながるツールのご紹介〜
演者 徳島大学 先端酵素学研究所 初期発生研究分野 竹本 龍也 先生
場所 第9会場(仙台国際センター 展示棟 展示棟会議室3)
ゲノム編集技術、特にCRISPR/Cas9システムが開発されたことにより、多種多様なモデル・非モデル動物での遺伝子改変が格段に容易となりました。
以前はES細胞での相同組換えによって作製されていた遺伝子改変マウスも、現在ではCRISPR/Cas9システムを受精卵に導入することで作製されるようになってきました。
しかしながら、マウス受精卵へのCRISPR/Cas9システムの導入は、主としてマイクロインジェクション法(顕微注入法)によって行われています。
マイクロインジェクション法は高度な技術が必要であることから、実施できる研究者・研究機関は限られています。
また、たとえ熟練した技術を有していても、インジェクション操作には多くの時間を必要とするため、ハイスループットにゲノム編集マウスを作製することはできません。
私たちは、エレクトロポレーション法によりCRISPR/Cas9システムをマウス受精卵に導入することで、簡便かつ効率的にゲノム編集マウス作成を行う手法を確立しました。
エレクトロポレーション法は、高度な技術を必要とせず、簡単な操作で受精卵への遺伝子導入が可能です。
また、一度に多くの受精卵(40-50個)への導入が可能であることから、ハイスループットにゲノム編集マウスの作製を行うことができます。私たちは、当初Cas9 mRNAを用いていましたが、最近では、Cas9タンパク質を用いてゲノム編集マウスを作製しています。
本ランチョンセミナーでは、Cas9タンパク質によるゲノム編集マウス作製法やその利点について詳しく紹介します。

第二部
演題 ゲノム編集CRISPR/Cas9の効率Upにつながるツールのご紹介
演者 タカラバイオ株式会社 営業部 栗田 豊久
場所 第9会場(仙台国際センター 展示棟 展示棟会議室3)
ゲノム編集(CRISPR/Cas9)の成功の鍵は、効率的な導入システムの選択とゲノム編集前後の確認ステップにあります。
本セミナーでは、プラスミド、アデノ随伴ウイルス、そして独自技術であるGesicle Systemなど原理の異なる「導入システム」と、guide RNAの有効性の事前確認や編集効率のチェックを行える「サポートツール」についてご紹介いたします。

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