幹細胞研究ガイド


iPS細胞由来分化細胞の特長

ロット間のバラツキが少なく、再現性の高い実験結果が取得できる
遺伝的背景が同一の細胞を繰り返し作製できるため、過去実験データとの相関性の確保が容易である
膵β細胞のような希少な細胞でも安定に入手できる
  • ◆ ヒトiPS細胞由来肝細胞
     バージョンアップして長期の培養が可能に!従来製品よりも初代ヒト成熟肝細胞に近い機能を保持

    主な用途:肝毒性、代謝試験、ウイルス感染研究など

      <特長>
    • ■ アッセイ可能期間は最大16日間(day4〜day19)
    • ■ 安定したCYP活性を有し、毒物代謝、肝毒性、物質輸送等のin vitro評価に最適
    • ■ ヒト初代細胞と近似したレベルの薬剤代謝酵素活性、アルブミン産生能、グリコーゲン蓄積能
    CYP活性の測定には培養6日目以降を推奨
    製品名製品コード容量細胞数
    Cellartis® Enhanced hiPS-HEP v2 (from ChiPSC12) KitY101331 Kit≧12×106 cells
    Cellartis® Enhanced hiPS-HEP v2 (from ChiPSC18) KitY101341 Kit≧12×106 cells
    Cellartis® Enhanced hiPS-HEP v2 (from ChiPSC22) KitY101351 Kit≧12×106 cells
    ドナーの異なる3種類のiPS細胞由来肝細胞をラインナップ。 iPS細胞株情報はこちら
    【 培養12日目のhiPS-HEPのAlbumin免疫染色 】

    【 グリコーゲンの蓄積 】
    ※hiPS-HEPは培養後12日目に、ヒト初代肝細胞は24時間後にPAS染色を実施
    hiPS-HEP (C18)
    ヒト初代肝細胞
    Application Notes
    ヒトiPS細胞由来肝細胞 Cellartis Enhanced hiPS-HEPの凍結保存液
    STEM-CELLBANKER GMP grade (製品コード CB045)
    分化誘導実験の際のコントロールサンプルに最適な細胞やモニタリングツール、分化誘導キット
    ヒトiPS細胞からの肝細胞分化誘導キットはこちら
    肝細胞分化状態のモニタリングに最適なツールはこちら
    ヒトiPS細胞株はこちら
  • ◆ ヒトiPS細胞由来胚体内胚葉(DE)細胞
    • ■ 90%以上の細胞が胚体内胚葉マーカー SOX17を発現
    • ■ 肝細胞などの内胚葉由来細胞への分化が可能
    製品名製品コード容量細胞数
    ヒトiPS細胞由来胚体内胚葉細胞 Cellartis® Definitive Endoderm ChiPSC18 Y10040 1 ml 1×106 cells
    【胚体内胚葉細胞 Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18の免疫染色】

    Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18の培養2日後、胚体内胚葉マーカーSOX17と未分化マーカーOct-4の免疫染色を行った結果、90%以上の細胞が胚体内胚葉細胞であることを確認した。

    ヒトiPS細胞由来胚体内胚葉(DE)細胞 Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18の凍結保存液
    STEM-CELLBANKER GMP grade(製品コード CB045)
    分化誘導実験の際のコントロールサンプルに最適な細胞やモニタリングツール、分化誘導キット
    ヒトiPS細胞からの肝細胞分化誘導キットはこちら
    肝細胞分化状態のモニタリングに最適なツールはこちら
    ヒトiPS細胞株はこちら
  • ◆ ヒトiPS細胞由来心筋細胞

    主な用途:心毒性試験、心筋細胞の性状や機能解析など

      <特長>
    • ■ 心筋細胞の純度95%以上(cTnT陽性率)
    • ■ 自律拍動能を保持
    • ■ MEA(Multi-electrode array)システムをはじめ、種々の解析装置による薬理作用・毒性解析が可能
    製品名製品コード容量細胞数
    MiraCell® Cardiomyocytes (from ChiPSC12) Kit Y50015 1 Kit ≧3×106 cells

    【 MiraCell Cardiomyocytesの心筋関連タンパク質の発現解析 】
    MiraCell Cardiomyocytesの心筋関連タンパク質の発現解析
    【 MiraCell Cardiomyocytesの自律拍動の様子 】
    セルイメージングシステム(ソニー株式会社)を用いて解析し、収縮・弛緩による細胞の動き(速度)をカラーマップ(遅い】→速い】)により表示した。
    MiraCell Cardiomyocytesの自律拍動能の様子
  • ◆ ヒトiPS細胞由来血管内皮細胞

    主な用途:血管内皮細胞の性状・機能解析、創薬・毒性試験、再生医療研究など

      <特長>
    • ■ 血管内皮細胞の純度95%以上(CD31陽性率)
    • ■ 前期・前駆型血管内皮細胞マーカー CD34を発現
    • ■ 血管内皮マーカーCD31 / Tie2 / vWF / CD144 陽性
    • ■ LDL取り込みやチューブ形成能などの血管内皮細胞機能をロット間で安定保持
    製品名製品コード容量細胞数
    MiraCell® Endothelial Cells (from ChiPSC12) Kit Y50055 1 Kit ≧1.5×106 cells

    c) CD31の免疫染色(核をDAPIで対比染色)
    a)in vitroチューブ形成           b)Dil-Ac-LDL取り込み(赤)       c) CD31の免疫染色(緑)
                                (青:核をDAPIで対比染色)        (青:核をDAPIで対比染色)

    ★CD34(+) ヒトiPS細胞由来血管内皮細胞から血液脳関門モデルの作製例

    iPS細胞から作製した脳血管内皮細胞
    MiraCell ECと同様の分化誘導プロトコールにて調製したCD34(+)の前期・前駆型特性を有するiPS細胞由来血管内皮細胞を、血液脳関門を構成する3種のiPS細胞由来細胞(周皮細胞、神経細胞、アストロサイト)と共培養したところ、その性質は、脳血管内皮細胞に特徴的なもの(栄養輸送体や排泄輸送体の強発現)へと変化していることが確認された。

    参考論文:
    In Vitro Modeling of Blood-Brain Barrier with Human iPSC-Derived Endothelial Cells, Pericytes, Neurons, and Astrocytes via Notch Signaling.
    Yamamizu K, et al. (2017) Stem Cell Reports 8:634-647.
    <血管新生研究や薬剤スクリーニング試験などの実績多数>
    PromoCell社 ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)はこちら
  • ◆ ヒトiPS細胞由来膵β細胞

    主な用途:膵β細胞機能研究、創薬スクリーニングなど

      <特長>
    • ■ インスリン、C-ペプチド、MAFA等の膵β細胞マーカーを高発現
    • ■ グルコースやインクレチン濃度依存的なインスリン分泌能を保持
    製品名製品コード容量細胞数
    Cellartis® hiPS Beta Cells (from ChiPSC12) Kit Y10100 1 Kit ≧4.8×106 cells

    【 Cellartis hiPS Beta Cellsの膵β細胞成熟マーカーの染色結果 】
    Cellartis hiPS Beta Cellsの膵β細胞成熟マーカーの染色結果

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